きんこ芋 通販/お取り寄せ!伊勢志摩の干し芋[上田商店]三重県!青空レストラン

今回紹介する通販食品は三重県伊勢志摩地方の郷土食”きんこ”を商品化した”きんこ芋”と”芋蜜のムースプリン”です。

宮川大輔さんがMCを務め全国の美味しい食材を紹介する日テレ系「満天☆青空レストラン(2019年1月26日放送)」では
”きんこ芋”の製造販売を手がける三重県志摩市の”上田商店”の工場で
隼人芋(ハヤトイモ)を煮切りして自然乾燥させた干し芋”きんこ芋”作りを
ゲストのお笑いコンビのチョコレートプラネットと体験します。

青空レストランの公式通販では
”きんこ芋”と、100個の芋からわずか250ミリリットルしか取れない
自然の糖蜜「芋蜜しろっぷ」で作ったキャラメルソースで仕上げる
”芋蜜のムースプリン”
のお取り寄せが可能です。

きんこ芋の通販・お取り寄せ

芋蜜のムースプリン“は別ページに投稿しました。

きんこ芋とは?

きんこ芋とは、三重県伊勢志摩地方の郷土食”きんこ”を
三重県志摩市阿児町の”上田商店”が商品化した干しいもです。

きんことは、三重県伊勢志摩地方の郷土食でサツマイモの
隼人芋を煮切りして自然乾燥させた干し芋です。

また「煮切り干し(にっきりぼし)」とも呼ばれています。

素朴であっさりとした甘味と、半生でもっちりとやわらかい食感、艶やかなべっこう色が特色の干しいもです。

鳥羽志摩地域では、冬になると般家庭でも保存食として
きんこ作りが行われ、海女さんや子どもの
おやつとして親しまれてきました。

またサツマイモを干す風景は鳥羽志摩地域の風物詩となっています。

きんこは家庭や地域によっていろいろなこだわりがあり、それが味に表れてきます。

例えば、干す前に煮る方法は、越賀地区では皮つきのまま煮て
安乗地区では皮をむいてから煮ます。

名前の由来

名前の由来は、
干したナマコのひとつで干して中華料理などに使われる
きんこ(金海鼠)に形が似ていたためと言われています。
※千島列島及び、東北地方から北海道の浅海に分布する寒冷性のナマコ

隼人芋

きんこの原料となる隼人芋は、サツマイモの一種です。

生産量が少なく市場に出回ることが滅多にない希少な品種です。

隼人芋の特徴は果肉が夕張メロンの果肉の様な淡いオレンジ色をしたサツマイモで
それは栄養素のβカロテンの色です。

βカロテンは別名プロビタミンAとも呼ばれています。

ビタミンAは近年、必須栄養素に指定されており
体内に入ると必要に応じてビタミンAに変化して、吸収され
効能は、目の健康維持の効果が期待されています

水分量が非常に多く、ねっとりとした食感で栄養分が豊富で
βカロテンの他にもビタミンやミネラルが豊富です。

隼人芋が使われた理由は、痩せた土地でも育つ種類であった事です。

志摩地方の海辺の畑は痩せた土地なので
志摩の砂地と潮風が隼人芋との相性が良いことが分かりました。

隼人芋の栽培が始まったのは諸説ありますが
昭和の中ごろから始まったと言われています。

栽培していたのは海女さん達で、
海女さんの漁は期間が決まっており
天候の関係もあり年間およそ90日しか漁に出る事が出来ません。

そこで海女さんが漁に行けない時や気温が下がる冬場になると
隼人芋を農作業として栽培していました。

「きんこ」が作られ始めた頃は、食料に乏しくカロテンを多く含み
アルカリ性食品でもある「きんこ」は唯一の栄養源でした。

そんな時代背景から海女さんが干した隼人芋の「きんこ」を漁場に持参して
漁の合間に食べて、海女さんや漁師のスタミナ食、エネルギー源としていたそうです。

栽培は、6 月頃に苗の植え付けが行われ、10 月頃に収穫されます。

そして収穫された隼人芋は1ヶ月間熟成され
最も寒い季節である11 月下旬頃から1月上旬まできんこ作りが行われます。

作り方

志摩地域では「きんこ」の加工工程で干す前に煮る方法が2種類あります。

それは、越賀地区に代表される"皮つきのまま煮る"方法と
安乗地区に代表される"皮をむいてから煮る"方法です。

“皮つきのまま煮る"(越賀方式)志摩町越賀地域での煮方です。
砂糖など一切入れないため、芋本来の素朴な味が味わえます。
皮を剥かずに炊くことにより煮汁はアクが多く出るだけ捨てられます。

“皮をむいてから煮る"(JA方式)阿児町安乗地域での煮方です。
砂糖を入れて炊くのが特徴でそれは・・・

・ 出来上がったきんこの照りがでる
・保存をしやすくするため

などの理由が挙げられます。

それだけでなく、皮を先に剥くとアクが少なくなり
更に煮汁を煮詰めると飴状になり、調味料等に使えるメリットが有ります。

嘗ては剥いた皮や小さすぎて商品に出来ない芋は捨てられていました。

しかし現在は干してから、隼人芋焼酎「志州隼人」の原料として無駄なく使用されています。

きんこ芋上田商店

今回の青空レストランが開店するのは
三重県志摩市阿児町で
きんこ芋を製造・販売する「上田商店」できんこ作りに挑戦します。

登場する名人は上田 圭佑(うえだ  けいすけ)名人と
姉の橘 麻衣(たちばな まい)さんのお二人で
家族で経営しています。

特徴的なのは「きんこ芋」の原料となる「隼人芋」までも
自家農園で栽培している事です。

また工場には直売所兼カフェが併設されており
元パティシエの橘 麻衣さんが考案したスイーツも食べられます。

橘 麻衣さんは今回のレシピで登場し、青空レストランの公式通販でも
お取り寄せできる"芋蜜のムースプリン"を開発しました。

創業は当初雑貨屋として昭和29年上田友治氏により上田商店を開店しました。

その後、二代目として上田商店を受け継いだ息子の上田久和氏が昭和49年に
当時一般家庭で”冬の保存食”、”家庭のおやつ”として作られていた名産品「きんこ」の商品化にむけて研究を始めました。

志摩地域の「家庭のおやつ」としてでは無く、
志摩地域以外の方にも食べてもらいたいとの思いから
”商品”として製造したいとの想いからでした。

上田商店のある安乗地区は、岬特有の寒風がふきますが気候は冬でも比較的温暖です。
この温暖な志摩で、なおかつ水分量の多い「煮切干製法」の干し芋を衛生的にたくさん作る不可能な現実に店主は直面したのでした。

生産当初は幾度となく失敗を繰り返してきました。
しかし店主はあきらめませんでした。
度重なる失敗と向き合い、その失敗を糧に1から学びなおし、ひとつひとつの工程を改良、改善しました。
そして、安定生産を可能にするために設備の導入をしました。

こうして、はじめて「おやつ」でなく「商品」として温暖な志摩の地で、煮切干製法の干し芋を量産できる体制が整いました。昭和55年の事でした。

その後、県内外の市場を中心に出荷がはじまり全国の皆さんにお届けできるようになりました。
そんな店主の口癖は「日進月歩」。
まだまだ現状で満足していません。
常に食の安全を、さらにいい商品を作りたいと考えております。
(現在当商店では、商品名を「きんこ芋」としております。)

青空レストランの公式通販

青空レストランの公式通販では
”きんこ芋”と、100個の芋からわずか250ミリリットルしか取れない
自然の糖蜜「芋蜜しろっぷ」で作ったキャラメルソースで仕上げる
”芋蜜のムースプリン”
のお取り寄せが可能です。

三重県志摩市 きんこ芋番組スペシャルセット

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送料税込 800円(741円+消費税)
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きんこ芋まとめ

三重県伊勢志摩地方の郷土食”きんこ”を商品化した干しいも
製造販売を手がけるのは三重県志摩市の”上田商店”
きんことは、三重県伊勢志摩地方の郷土食でサツマイモの
隼人芋を煮切りして自然乾燥させた干し芋
鳥羽志摩地域では、冬になると般家庭でも保存食として
きんこ作りが行われ、海女さんや子どものおやつとして
親しまれてきた
隼人芋は希少な品種でカロテンにより果肉はオレンジ色
隼人芋は痩せた土地でも育つ為志摩地方の海辺の畑にむいていた
隼人芋は海女さんが漁の無い期間に栽培していた
“皮つきのまま煮る”(越賀方式)志摩町越賀地域は、砂糖など一切入れないため、芋本来の素朴な味が味わえる
“皮をむいてから煮る”(JA方式)阿児町安乗地域は照りが出て保存しやすい
剥いた皮や小さすぎて商品に出来ない芋は隼人芋焼酎「志州隼人」の原料として無駄なく使用する

青空レストランの公式通販でもお取り寄せできる"芋蜜のムースプリン“は別ページに投稿しました。

本日は最後までご覧いただきありがとうございました。

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