青空レストラン[玉砂糖&かりんとう] 通販・お取り寄せ[宮崎製糖/東京 江東区]
東京都江東区では、大正7年から「玉砂糖」と呼ばれる栄養分とミネラルがタップリの砂糖が昔の製法で今でも造られている!?
宮川大輔さんがMCを務め全国の美味しい食材を紹介する
日テレ系「満天☆青空レストラン(2019年3月16日放送)」では
ゲストにSexy Zoneの菊池風磨を迎え
国産の「蜜玉」(砂糖の玉)が多く入った
黒糖の様な茶褐色の砂糖作りを体験します。
その砂糖のレシピは、すき焼きうどん、かりんとう、角煮、いなり寿司など
和食は勿論、カルパッチョなど洋の東西を問わずどんな料理にも合う!
製造販売しているのは宮崎商店で、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon
などの通販サイトからお取り寄せが可能です。
青空レストランの公式通販でお取り寄せ出来るのは
宮崎商店の「玉砂糖」と「ふるさ糖」そして
レシピで登場する「かりんとう」です。
宮崎商店の砂糖は、「玉砂糖」、「ふるさ糖」
そして「白、黒のかりんとう」のセットのお取り寄せが可能です。
玉砂糖(たまざどう)の通販・お取り寄せ
今回の青空レストランは東京都江東区東砂で開店し
株式会社・宮崎商店で「玉砂糖(たまざどう)」造りに挑戦します。
「玉砂糖(たまざどう)」は楽天市場、Yahoo!ショピング、Amazonなどの
通販サイトからお取り寄せが可能です。
他にも、宮崎商店の砂糖は、黒砂糖、ふるさ糖(粗製三温糖)もお取り寄せが可能です。
玉砂糖(たまざどう)とは
玉砂糖(たまざどう)とは
見た目は茶褐色の黒っぽい砂糖で
小さい玉がブツブツが含まれています。
昔ながらの製法で、サトウキビから精製される
砂糖の原料の「粗糖」に「糖蜜」を加え、ろ過し、
二重の大釜で煮詰め、
撹拌しながら自然に乾燥させた「含蜜糖」です。
小さい玉がブツブツしている砂糖ですが、
栄養価も高く、コクもあり
なんでも美味しくさせる為、
「料亭の隠し味」としても使用されています。
黒砂糖ほどクセはなく、甘いだけの白砂糖とも違う
黒砂糖と白砂糖の中間とも言える
ミネラルがタップリの砂糖です。
玉砂糖(たまざどう)の発祥
日本での砂糖の歴史は古くは
奈良時代に唐招堤寺の開祖、
鑑真和尚により
中国から薬として伝えられました。
本格的に、砂糖が甘味料として利用されるようになったのは、
南蛮貿易により「カステラ」や「金平糖」
などが入ってきた「安土桃山時代」とされています。
江戸時代になると
江戸幕府8代将軍徳川吉宗は貿易赤字を減らすため、
国内産糖の奨励策をとり、全国各地に製糖業が広まりました。
明治時代になると、海外から近代的な製糖技術が流入し、
砂糖は一般庶民の元に流通する様になりました。
そして、大正時代になると
植民地の台湾の殖産事業として
日本最初の農業博士、
新渡戸稲造(にとべいなぞう)が
細い茎で収穫量も少ない
台湾在来のサトウキビの品質改良を行い、
台湾の風土にあった品質に切り替え、
栽培、工作方法を改め、
窄糖機械の技術や、工作方法の改善を行いました。
そしてに製糖工場が建てられ
明治時代後年から昭和10年代にかけ
砂糖事業が台湾の中心産業へと発展しました。
こうして台湾製の生産された大量の原料糖が、
日本に輸出され、主に現在の東京に輸送され
砂糖が加工、生産されようになりました。
台湾以外に東南アジアからも砂糖が日本に輸出されていました。
大正時代にインドネシア南方の島々では
機械化された砂糖工場の精製設備のが無く
手作りで砂糖を造っていました。
その製法は、「黒糖」と同じ製法で
サトウキビの搾り汁を
そのまま釜で煮詰めただけで
平たい桶に入れ、ヘラで揉み
自然に乾燥させて造った
素朴な茶色い「含蜜糖」
と呼ばれる分類の砂糖を
日本に輸出していました。
このインドネシア産の茶色い砂糖は
乾燥過程で出来る直径1㎝程の
「蜜玉」(砂糖の玉)が多く入っていたので
「玉砂糖」と呼ばれていました。
「玉砂糖」は風味が良く愛好されていました。
その半面、製造管理が粗雑な為、
異物が多く入っていました。
そこで日本の精製糖工場では、砂糖の原料である
粗糖に糖蜜を輸入し、
粗糖に糖蜜を加え釜で煮つめて
「玉砂糖」と成分的に同じ「含蜜糖」を
製造販売しました。
インドネシアから輸入した自然由来の「玉砂糖」に対し
国内で「粗糖」に「糖蜜」を加え煮詰めて作った「玉砂糖」は
人工的に造ったとして、「人造玉砂糖」と名付けられ
業界内では「人玉」とも呼ばれるようになりました。
また「玉砂糖」は昭和35年頃になると
農林省と業界内との協議で「赤糖(あかとう)」と呼ぶようになりました。
台湾や中国では、黒糖の種類の「好上斗(ほうしょんとう)」が
既に「赤糖」とも呼ばれており
区別する為に、漢字の表記は
台湾産の好上斗は「紅糖」
国産「赤糖」
とする事になりました。
宮崎商店では、黒い砂糖を「赤糖」と呼ぶことに抵抗を感じているのと、
昔の懐かしさから、「玉砂糖(人玉糖)」
と呼ぶ事になりました。
砂糖の精製上の種類
砂糖の種類には製法により、含蜜糖(がんみつとう)と分蜜糖(ぶんみつとう)に分けられます。
「含蜜糖」は原料のサトウキビなどの糖液と呼ばれる搾り汁を
そのまま煮詰めたもので、精製していない為
ミネラルやカリウムをタップリ含みます。
代表的なものに
「黒砂糖」
「和三盆」
「メープルシロップ」
そして、「キビ砂糖」、「てんさい糖」
などが含まれます。
外見は茶色っぽいのが特徴です。
一方「分蜜糖」はサトウキビを精製して作ったもので、
搾り取った糖液から
不純物を取り除いた上澄み液を遠心分離機にかけて
結晶と糖蜜に分け、結晶を取り出して作ったものです。
不純物を取り除くとはいえ、
同時にミネラル分である
ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどや
コクと風味も取り除かれてしまいます。
代表的なもは
「白砂糖」
「グラニュー糖」
「白ざらめ糖」
などです
外見は白っぽいのが特徴ですが
実際には白いのではなく透明で
小さな結晶体が集まっているので
光の関係で白っぽく見えます。
今回、青空レストランで紹介される「玉砂糖(たまざどう)」
は、黒糖と同じ含蜜糖(がんみつとう)に分類されます。
栄養価の高い最高のお砂糖
宮崎商店の含蜜糖 「いいお砂糖・e-osatou」は
サトウキビに多く含まれるバランスのミネラル分を
昔ながらのコダワリの製法により
出来るだけ多くの栄養素を残して作り上げています。
以下に「玉砂糖」と「分蜜糖」の代表として
「上白糖」との栄養分の比較を表記します。
栄養成分表示 (上白糖との比較100gあたり)
【エネルギー】381kcal:384kcal
【タンパク質】 0.6g:0g
【脂質】 0g:0g
【炭水化物】 94.2g:99.2g
【食塩相当量】 0.21g:0g
【カルシウム】 110mg:1mg
【リン】 7mg:0mg
【鉄】 3.2mg:0mg
【カリウム】 330mg:2mg
【マグネシウム】41mg:0mg
先に述べた通り「分蜜糖(上白)」は
ミネラル分である
ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムが
失われている事が分かりますね。
宮崎商店
日本で砂糖が庶民の元に届くようになったのは
明治時代後年から昭和10年代で、
特に台湾から砂糖の原料の「粗糖」に「糖蜜」が
大正時代初期から輸入出来るようになっていました。
大正7年、「株式会社宮崎商店」の初代
宮崎逞吉氏が、現・江東区の東京市深川地区千田町に
煮蜜業者として「宮崎逞吉商店」を創業しました。
この地は、国内初の精製糖工場が有った事から、
「砂糖製造発祥の地」と呼ばれています。
宮崎逞吉氏は、工場の片隅で薪を燃料にして
砂糖原液を鉄の大釜で煮つめて濃縮した後で木の桶に流し込み、
板ヘラで揉んで造るという手づくりの「玉糖」の生産を始めました。
機械化されていなく、大変手間のかかる手づくりの作業の為、
1日に500キログラム程しか出来ませんでしたが、
味が良く品質も良いと全国に評判が広がり、
増産の為に、千田町の工場はたちまち手狭になってしまう程の人気でした。
そして、昭和10年になると、現在工場が有る東砂に引っ越し
昭和28年に法人化し、「株式会社宮崎商店」が誕生しました。
「砂糖製造発祥の地」と呼ばれ、
江東区内には、最盛期には、約30社の砂糖業者が軒を連ねていましたが
現在では、昔ながらの職人魂で頑固に暖簾を守って来た
「株式会社宮崎商店」1社のみが営業しています。
「株式会社宮崎商店」では、創業以来初代からの製法と味を継承する
「玉糖」にこだわり、一般に流通している
「白糖」や「グラニュー糖」などの精製糖が
不純物を取り除く際失われる含蜜糖特有の
ミネラル分やコクと風味を守り続けています。
青空レストラン公式通販
今回の青空レストラン公式通販でお取り寄せできるのは
☆ 玉砂糖
今回の青空レストランでのメイン食材です。
茶褐色の黒っぽい砂糖で
小さい玉がブツブツが含まれている事から
「玉砂糖」と呼ばれるようになった砂糖です。
黒砂糖とグラニュー糖・上白糖などの
精製された白い砂糖の中間的な砂糖です。
サトウキビから採れた粗糖(原料糖)に糖蜜を加え、
ろ過し、煮詰めた後、自然乾燥させる
昔ながらの製法で職人が勘と技を生かして作った
「含蜜糖」です。
ミネラルがタップリで、まろやかなコクが特徴です。
ケーキやお菓子だけでなく、
「料亭の隠し味」としても使用されています
☆ ふるさ糖(三温糖)
サトウキビから採れた上質な粗糖(原料糖)のみを二重釜で煮詰め、
撹拌しながら乾燥させ結晶化させる白糖などと同じ白い砂糖と
同じ精製工程で作られている砂糖ですが、
更に糖液を煮詰めてカラメル色がついた
昔ながらの製法で作り上げた砂糖です。
その為、白い砂糖と比べ
サトウキビが本来持つ「旨味、コク、風味」を損なうことがなく、
様々な料理で絶妙な味を醸し出します。
玉砂糖よりも甘みの強さやコクを活かせる
煮物や佃煮などの料理に向いています。
玉砂糖と並び、宮崎商店の人気の砂糖です。
☆ かりんとう
かりんとうは、生地は、長時間発酵させて旨味を引き出しています。
食べやすい太さの生地を、丁寧に中心までこんがりとキツネ色に揚げています。
また、揚げる油は、米油を使用しているので軽い風味に仕上がっています。
色は「黒」と「白」の2色が有り、しようされている砂糖がことなります。
かりんとうの原料として良く使われる黒砂糖に近い玉砂糖を使用しています。
●かりんとう白
サトウキビが持つ甘みの強さやコクが深い「ふるさ糖」を使用しています
以上の中から組み合わせたセットのお取り寄せです。
東京都 宮崎商店・玉砂糖セット
東京都 宮崎商店・玉砂糖セット値段:¥1,800 +消費税
「玉砂糖」+「ふるさ糖+「かりんとう黒」」+「かりんとう白」
の組み合わせです。
東京都 宮崎商店・玉砂糖セットのお取り寄せはコチラ
東京都 番組スペシャル玉砂糖セット
東京都 番組スペシャル玉砂糖セット:¥1,770 +消費税
「玉砂糖」+「かりんとう黒」」
の組み合わせです。
東京都 番組スペシャル玉砂糖セットのお取り寄せはコチラ
玉砂糖(たまざどう)まとめ
☆ サトウキビの搾り汁を釜で煮詰め平たい桶に入れ、ヘラで揉み自然に乾燥させて造る
☆ 「含蜜糖」のひとつで精製方法は「黒糖」に近い
☆ 茶褐色の黒っぽい砂糖で小さい玉がブツブツが含まれている
☆ 小さい玉の正体は、「蜜玉」(砂糖の玉)
☆ 黒砂糖ほどクセはなく、甘いだけの白砂糖とも違う
☆ 黒砂糖と白砂糖の中間とも言える
☆ 「白糖」や「グラニュー糖」などの精製糖が不純物を取り除く際失われる含蜜糖特有のミネラル分やコクと風味を保っている
☆ 国産の「玉砂糖」は人工的に造るため「人造玉砂糖」と名付けられ「人玉」とも呼ばれる
☆ 昭和35年頃農林省と業界内との協議で「赤糖(あかとう)」と呼ぶようになった
☆ 宮崎商店では、昔の懐かしさから、「玉砂糖(人玉糖)」と呼んでいる
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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