【媛かぐや】里芋の通販/お取り寄せ@愛媛県今治市【青空レストラン】
MC宮川大輔さんが日本全国の美味しい食材を紹介し通販・お取り寄せ情報が提供される日テレで毎週土曜日放送の「満天☆青空レストラン(2018年11月10日放送)」で紹介されるのは産地が、愛媛県今治市の里芋「媛かぐや」です。
里芋と言えばトロリとやわらかい食感が連想されますが・・
「媛かぐや」は、里芋とは思えないサツマイモの様な甘味とホクホクした食感が堪りません!
実は、愛媛県は里芋の大手の産地で、出荷量が平成26年2014年では、全国第5位の6,360tを誇ります。
「媛かぐや」は里芋としては日本初の交配に成功した新種で「筍芋(タケノコイモ・京いも)」と「唐芋(からいも・えびいも)」を交配された2010年(平成22年)に品種登録された里芋です。
「筍芋」が元となっている事も有り、まるで筍(タケノコ)の様な形と50センチ、重さは約1.4kg以上にも及ぶ巨大さです!
驚くべきは、大きいからと言っても粗雑な味では無く・・・
里芋にも係わらず粘り気が無く
嬉しい事に里芋の甘さは残しながらも低カロリーです。
「媛かぐや」の美味しい食べ方やレシピは、サツマイモに近い甘みがあり粉質なのを活かして、コロッケや、煮崩れしにくい為、煮物もオススメです!
愛媛県今治市の新種里芋「媛かぐや」とは?
日本で初の人工交配により生まれた新種の里芋です。
「媛かぐや」は、「筍芋(タケノコモ/京いも)」に「唐芋(カライモ/えび芋)」を人工交配して育成したさといも新品種です。
里芋は開花する品種が限られている為、交配による品種育成が難しい農作物ですが、植物ホルモンのジベレリンを処理する事により開花させ交配が可能となりました。
元になっている「筍芋(タケノコモ)」は、京いもの一種でその名の通り、地上に頭を出している姿が筍に似ている事から「タケノコイモ」と呼ばれています。
※「京いも」は京都の芋を連想しますが宮崎県が産地で、宮崎の業者が生産した芋を売る為、京都に立ち寄り食べた精進料理に使用された里芋が大変美味し方事から「この京都の料理にあやかりたい」との思いから「京いも」と呼ばれる様になりました。
一方「唐芋(カライモ/えび芋)」は、肉質はきめ細かく、ねっとりとした食感で、煮崩れしにくく食味に優れている里芋です。
「媛かぐや」名前の由来は?
その可愛らしい「媛かぐや」の名前一般公募より決定しました。
名前の由来は由来は、愛媛で育成した品種という事から「媛」
親の「筍芋(タケノコイモ)」の文字から「竹」が連想され、「竹」から生まれた子供で「かぐや姫」が更に連想され
「かぐや」
を組み合わせ「媛かぐや」
と命名されました。
親芋と子芋を食べる
里芋は中心に「親芋」が出来て、そのまわりに順に子芋、孫芋、ひ孫芋と1つの種芋から沢山の芋が生えてきます。
それ故、親から子、子から孫へと続くことから子孫繁栄の縁起物としてお正月料理にも使われます。
里芋は、品種により親芋、小芋、孫芋など食べる種類が異なりますが、「媛かぐや」は「親芋」と「子芋」が食べられますが主に食されるのは巨大な筍の様な「親芋」の部分です。
更に!
首元・中間・根元の部位により、それぞれ、ほっこり、しっとり、甘みの変化が有るため、1本の「媛かぐや」から違った味と食感を味わえるのも見逃せません。
また、子芋と里芋の茎である紅色のズイキ(芋茎/ずいき)も食べられるのが特徴です。
筍の様な大きさ!
親芋は紡錘型の筍芋タイプで、長さが約30cmにもなりまるで筍の様で、50cmにまで成長したモノも確認されています。
また、重さも約1~1.5kgを超える事もあります。
旬
旬は11月上旬~12月中旬です。
11月以降に収穫される晩生品種です。
味や食感
肉質は粉質で甘みがあり、一般に出回っている里芋に比べサツマイモに近い食材で、スイーツにも向いています。
背景
愛媛県では、秋の風物詩として「いもたき」と呼ばれる「里芋」をメインに大鍋に地元野菜をふんだんに入れて煮込んで大勢で鍋を囲む秋の宴会が開かれます。
その「いもたき」に使われる「里芋」として人気なのが愛媛県・伊予のブランド里芋「伊予美人」です。
2008年2月に「愛媛農試V2号」として登録され、白くきめ細やかな肉質に加え、ねっとりとしたやわらかさ、甘みがあって粘り強く、煮くずれしにくく味にクセがないので、どんな料理にも相性が良いなどの特徴を持ちます。
「コロッケ」や「餃子」も販売されており愛媛県のブランド「里芋」の地位を確立しています。
そんな中、産地や生産者からは食の多様化に対応し、新たなる愛媛県のオリジナルの品種育成の要望が愛媛県に上がりました。
そこで、愛媛県農林水産研究所にて、食味や形状、利用方法が異なり、食材としてのバリエーションを拡げるられるオリジナリティの高い里芋の研究が始まったと云う経緯が有ります。
青空レストランで紹介される「媛かぐや」レシピ
「媛かぐやのモンブラン」のレシピをサイサイカフェスタッフの今川奈波さんが紹介します。
他にも
バターポン酢ステーキ
塩麹唐揚げ
ポタージュ
そして乾杯メニューは「芋炊き」
などが紹介されます。
「芋炊き(いもたき)」
愛媛県の秋の風物詩として、河川敷では月見も兼ねた大勢での鍋の宴会が催されます。
そこで食される鍋は里芋を煮込んだ鍋で「いも炊き」と呼ばれています。
主役の里芋は、は粘りが強くとろけるような食感なのに煮崩れしにくい「伊予美人」が人気です。
具材は里芋の他には、鶏肉が定番で出汁もとれます。
また、具材は、油揚げ、干ししいたけ、こんにゃく入りなどで、具だくさんの醤油ベースの甘めの出汁が使われており、家庭や地域によって具材は異なります。
今回乾杯メニューに選べれた「芋炊き(いもたき)」では、毎年4月、今治を望む来島海峡に産卵に訪れた鯛を収穫し、その鯛をふんだんに使って作る「鯛だし」がお出汁として使われます。
「鯛だし」の中から「鯛だし醤油・淡口」を使用しています。
伊予風?いも炊きレシピ
※「芋炊き」の発祥は、大洲市の「お籠り」と呼ばれる親睦行事が起源と云われています。
今から遡る事、300年以上前の江戸時代に、春と秋に「お籠り」という集会が開かれていました。
特に秋の「お籠り」では、各農家が里芋を持ち寄り、鮎からとった出汁で炊いた鍋を食べていました。
また、里芋が鍋の食材として選ばれたのは、川が濫しやすい地形で、稲の不作に悩まされることの多かった大洲市の農民にとって、湿潤な土地を好む里芋は貴重な栄養源であり、食を支える大切な存在だった為とも云われています。
※乾杯メニュー「いも炊き」で使用される出汁、鯛だし醤油(生産・販売/千年松)についてはコチラ
をご参照下さい。
「媛かぐや」の美味しい食べ方やレシピは
通常の里芋と比べて、サツマイモに近い甘みがあり粉質なので、コロッケやスープがピッタリです。
滑らかで且つ、粘りのある食感が味わえます。
果肉が緻密で煮崩れしにくく、味もよく染みる特性を活かした煮物やグラタン、コロッケ・・・
また、肉質が粉質である事から加工特性に優れています。
ですので、プリン、アイスクリーム、ケーキなどの材料にも向いており今治市内ではなどが販売されています。
何処で買える?販売店や直売店は?
今回の青空レストランで「媛かぐや」のスイーツレシピを紹介してくれるのが、サイサイカフェ店員さんです。
「サイサイカフェ」は、JAおちいまばり(越智今治農業協同組合)に直売所「さいさいきて屋」や、食堂「彩菜食堂」と併設されています。
【TEL】0898-33-3131
【住所】〒794-0840 愛媛県今治市中寺279-1
【営業時間(直売)】9:00~18:00
【定休日/直売】1月1日~1月3日
JAおちいまばり管内の農産物(野菜・果物・花)の直売所です。
今治産の牛肉・豚肉・鶏肉、魚介類も扱っています。
【TEL】0898-35-3671
【住所】〒794-0840 愛媛県今治市中寺279-1
【営業時間(SAISAICAFE(サイサイカフェ)】9:00~18:00
【営業時間(モーニングセット)】9:00~13:00
【定休日】1月1日~1月3日
地元産の旬のフルーツや野菜を堪能出来るカフェです。
季節のフルーツケーキやパンのほか、新鮮な生ジュースをどうぞ!
【TEL】0898-35-3861
【住所】〒794-0840 愛媛県今治市中寺279-1
【客席】140席
【営業時間(ランチ)】11:00~15:00
【営業時間(夜)】17:00~19:00
【定休日/彩菜食堂】1月1日~3日・第3水曜日
「今治をまるごと食べる」がテーマの食堂です。
旬の地元農畜産物の良さを活かした彩菜オリジナル料理や郷土料理、おふくろの味が愉しめます。
通販/お取り寄せ
今回の青空レストラン公式通販では
※「伊予美人」と味比べができるセットです。
の販売され、お取り寄せが可能です。
鯛だし醤油(生産・販売/千年松)についてはコチラ
をご参照下さい。
まとめ
☆ 「媛かぐや」の名前は、一般公募より愛媛の「媛」とかぐや姫の「かぐや」の組み合わせで決定。
☆ 親芋は筍芋タイプで、長さが約30cm~50cmに成長する。
☆ 重さは約1~1.5kgを超える事もある。
☆ 親芋と子芋が食べられ主に筍の様な親芋が食される。
☆ 子芋と里芋の茎である紅色のズイキ(芋茎/ずいき)も食べられる。
☆ 旬は11月。
☆ 肉質は粉質で甘みがあり、一般に出回っている里芋に比べサツマイモに近い。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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