青空レストラン わかめ羊を通販でお取り寄せ!値段は?

3月 26, 2021

青空レストラン(2021年3月27日放送)では、宮城県・南三陸のワカメの茎(芯)を砕いた餌を食べて育つ「わかめ羊」が紹介されます。

「わかめ羊」は、ワカメの餌を食べることにより、お肉は羊肉独特の臭みや癖がなくミネラルがたっぷりで、やわらかく美味しい肉です。

塩コショウで焼くと肉本来の旨味が口いっぱいに広がります♪

この投稿では、わかめ羊について、誕生の経緯、臭みがない理由や
わかめ羊の通販(お取り寄せ)や値段について紹介しますね。

「わかめ羊」とは?

宮城県南三陸町の「新しい牧畜漁村をデザインする」がテーマのBBQも可能な牧場を始め羊毛ワークショップやカヤック体験など学びや遊びが体験できる「さとうみファーム」で生産・販売されるブランド羊です。

その名の通り、ワカメ(雌株・メカブ)を餌に育つ羊です。

ワカメの餌を食べることにより、お肉は羊肉独特の臭みや癖がなくミネラルがたっぷりで、やわらかく塩コショウで焼くと肉本来の旨味が口いっぱいに広がります♪

スポンサードリンク



エサ

わかめ羊のエサは、ワカメの根本(メカブ)の葉の様な耳の部分を取り除いた茎(芯)を砕いたものを小さく裁断した牧草と、穀物類の配合飼料をブレンドして与えています。

南三陸町は、わかめ養殖が盛んで、沢山のわかめが採れます。

その為、ワカメの根本(メカブ)も大量にとれますが、葉の様な耳の部分を取り除いた茎(芯)の部分は固い事もあり廃棄されてしまうそうです。

その茎(芯)の部分を機械で粉砕して5㎜角位に砕いていくそうです。

そして、砕いた茎と、小さく裁断した牧草と、穀物類の配合飼料を混ぜるのだそうです。

その後、攪拌してプラスチック製ドラム缶のに詰めて空気を抜いてパンパンに詰めて蓋を閉めるそうです。

それから1カ月後には発酵が進んでいい独特な香りのわかめ飼料が完成するのだそうですよ。

このエサを食べた羊が「わかめ羊」となり、通常の羊肉よりも臭みや癖がなくやわらかく美味しい肉の羊になります。

わかめ羊誕生の経緯

広島県福山市出身の金藤(かねとう)克也名人は元々神奈川県で元々内装業を生業を営んでいたそうです。

仕事の合間に「東日本大震災」のボランティアとして南三陸町を訪れる様になってから、移住を決めたそうですよ。

そして、永住にあたり起業を決め、収益の柱を考えていました。

そんな時、復興支援で知り合った肉屋の友人からオーストラリアのソルトブッシュラムという羊肉が1kg1万円で売られている事を知らされました。

ソルトブッシュラムとは、土の中の塩分を吸収して育つ草・ソルトブッシュを食べる羊でとても美味しいそうです。

金藤名人は、「東日本大震災」で塩害に悩む大地を逆手に取ってソルトブッシュを育て塩大地とし、そのソルトブッシュを食べて育つソルトブッシュラムを販売し、ブランド化し南三陸町の活性化を考えました。

しかし、現実は厳しく飼い始めた羊は越冬できず10頭が死んでしまいました。

それだけでなくソルトブッシュも全滅してしまったそうです。

そこで目をつけのがワカメでした。

南三陸町は、高級ワカメの養殖が盛んです。

ワカメのメカブを雌株を削いだ後の茎(芯)が処分されずにいました。

ワカメなら、ソルトブッシュと同じ、ミネラル・塩分を含んでいるので、ソルトブッシュと同じ効果が出るのでは?と閃いたそうです。

2013年になると他の地区で羊牧場が閉鎖され、牧場主さんの協力を得て25頭を購入して2014年1月に南三陸町に牧場「さとうみファーム」を開きました。

このような経緯で、ブランド羊「わかめ羊」が誕生したそうですよ!

そして「さとうみファーム」は羊肉の生産のみなず、羊毛や間伐材を使ったオリジナルグッズの開発・販売などにより雇用を創出し地域の活性化に貢献し続けています。

スポンサードリンク



メカブ(ワカメの茎・芯)のネバネバ成分が臭いを消す?

「わかめ羊」が、通常の羊肉よりも臭みが無いのは、メカブ(ワカメの茎・芯)のネバネバ成分にあると考えられます。

わかめ羊のエサは、ワカメの根本(メカブ)の葉の様な耳の部分を取り除いた茎(芯)を砕いたものを小さく裁断した牧草と、穀物類の配合飼料をブレンドしてものです。

メカブのネバネバ成分(水溶性食物繊維のアルギン酸・フコイダン)には、血液中の硫化水素やアンモニアを除去する作用があり、結果的に体臭・口臭を和らげる効果があるそうです。

日本で唯一のワキガ・体臭・多汗症専門・五味クリニック五味常明院長によると、口臭や体臭が著しくひどい人たちに、毎日メカブ100グラム(2パック分)を食べてもらったところ、1週間で正常な匂いのレベルまで下がったという実験結果があるそうです。

その理由は、体内でアンモニアや硫化水素などの匂いの成分をメカブのネバネバ成分(水溶性食物繊維のアルギン酸・フコイダン)で包み込み、体外に排出してくれるからだそうです。

メカブ(ワカメの茎・芯)のネバネバ成分にこの様な効果があることから、ワカメの茎・芯を砕いたモノを配合したエサを食べる「わかめ羊」も臭いが消されるのだと思われます。

メカブ(ワカメの茎・芯)のネバネバ成分が旨みをアップさせる?

ワカメの茎のエサは臭いが軽減させることで 羊肉の旨味をアップし、肉質が向上するそうです。

味覚センサーを使った分析により、わかめのミネラルが羊肉の旨み、コクを引き出すことも化学的に証明されています。

わかめ羊の品種

わかめ羊の品種は、白い「コリデール種」と顔や手足が黒い「サフォーク種」の2種です。

毛の質感はコリデール種の方が良く、お肉としてはサフォーク種の方が良いそうです。

どこで買える?値段は?

生産量が少ない為、あまり市場には出回っていません。

さとうみ直売所の他、地元の精肉店でも入荷待ちの状態です。

【店名】さとうみ直売所
【住所】宮城県本吉郡南三陸町歌津町向22
【TEL】0226-29-6379

通販(お取り寄せ)

わかめ羊の通販は楽天市場など大手通販サイトを始め「さとうみファーム」のオンラインショップよりお取り寄せが可能です。

次回入荷は4月上旬との事です。

【値段】300gが、3,500円(税込)です。

>>>「さとうみファーム」のオンラインショップ

気長に待ちましょう♪

青空レストラン公式通販(お取り寄せ)/h3>
青空レストラン公式通販(日テレポシュレ)では限定でわかめ羊が販売されるかもしれません。

>>>わかめ羊

スポンサーリンク