青空レストラン キャベツウニを通販でお取り寄せは可能?値段は?神奈川県小田原市

6月 4, 2021

満天☆青空レストランの神奈川県小田原市編で紹介されるのはキャベツを餌として食べる「キャベツウニ」!

同じ日テレの「鉄腕ダッシュ」の「厄介者グルメ」で紹介されると、SNSでは、水槽の中でフワフワ浮いてキャベツを食べる姿がまるで「となりのトトロ」の「まっくろくろすけ」の様で可愛いい!とも話題になりましたね?

お寿司で人気のウニ(ムラサキウニ)でも三浦半島では、餌になる海藻類を食べ尽くし、海藻の無い海は「磯焼け」にしてしまい、他の魚介類が寄り付かない海にしてしまうという厄介者なんだそうですよ!

しかも大量発生する上、餌がなくても3ヶ月は生きられるかわりに可食部の生殖巣はスカスカで商品価値無し!

それだけでなく大量にウニがいるものの食部の生殖巣はスカスカで食べるとことろも無く利用価値が無いそうです。

しかし神奈川県水産技術センターはウニは雑食性な所に着目し、廃棄されたキャベツなどの野菜を好んで食べる事が判明しました!

その結果、小さな体に身がたっぷりに成長し出荷出来る状態まで育ち、甘味成分(甘味・旨味成分になるグリシン・アラニンといったアミノ酸)が増加し、まるで果実の様に甘くなったそうです!

この投稿では、キャベツウニの販売店や通販でお取り寄せが可能か?

について紹介しますね~。

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乾杯メニューの「ウニとシラス沖漬けの2色丼」に使われる「湘南しらす沖漬け」に関しては別ページに投稿しました。

キャベツウニとは?

キャベツウニとは、海藻の無い海「磯焼け」に生息し、餌を食べずに大量発生しやせ細った利用価値の無いウニにキャベツを餌に与え成長する陸上で養殖できる「ウニ(ムラサキウニ)」です。

そこで、神奈川県水産技術センター(神奈川県三浦市)の臼井一茂名人が、ウニが雑食性で何でも食べる事に着目し・・・

マグロの切れ端、パンの耳、おから、うどん、白米など(ご自分のお弁当)などを与えましたが、最初は食べるものの飽きて食べなくなってしまったそうです。

そこで、実験を行っていた冬に旬の、大根の葉っぱや研究所のそばの雑草を与えた所、飽きずに食べ、その他野菜で試した所、野菜は飽きずに食べることが判明したそうです!

※ 磯焼けの対策として昆布で育てる「美嶋丸のあわび」が有ります。

「美嶋丸のあわび」はコチラにまとめました。

≫≫美嶋丸のあわび

キャベツが選ばれた理由は?

市場に出荷するには、可食部(生殖巣)の身入り率が10%以上なければいけないそうです。

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身入り率とは、
ウニの体重に対する可食部(生殖巣)の割合の事で、産卵期の春から夏にかけて10~30%に増えるそうです!

ウニの産卵期は7月頃で、可食部の生殖巣が大きく成長し美味しくなる季節を迎えます。

その産卵期に合わせ出荷する為に逆算し、4~6月の3ヶ月間で海藻以外の餌を与えて可食部が大きく育つかの実験を実施しました。

神奈川県水産技術センターがある神奈川県三浦市は、キャベツの一大産地でなので、大きすぎや割れてしまうなど規格外のキャベツは値段がつかず廃棄される物も1割程出てくるそうです。

そこで廃棄予定の春キャベツを分けて貰いキャベツで200 匹のムラサキウニに対し餌としてキャベツを与えての実験を開始したそうです。

その実験の結果、3ヶ月間キャベツを食べ飽きずに食べ続けたそうです!

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水温が高くなり動きが活発になる4月になると、ムラサキウニは、キャベツ3玉分(それ以前は1玉)を3日で完食してしまったそうですよ!

キャベツなどの野菜を餌で食べれば、食品残渣(しょくひんざんさ・食品関連事業所から出る食品由来のごみ)がウニの餌としてリサイクルされるというメリットともなった訳ですね♪

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身入り率はどうなった?

200 匹のムラサキウニに対し餌としてキャベツを与えた3ヶ月の実験結果、可食部は食用品として販売するための線引きでの10%を超えた身入り率を達成したそうですよ♪

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※平成28年度は飼育日数67日で平均 11.8%、77日で平均12.5%の身入り率があり、最高値では 17.3%にまで及んだとの事です。

それだけでなく、ウニ独特の苦味成分のバリンが極めて少なかっただけでなく甘味成分(グリシン)が天然のウニよりも多く、果物のような甘さ!とも評されたそうですね♪

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その理由は餌として選ばれたキャベツには、天然のウニの餌である海藻と異なり、たんぱく質や磯臭さの原因となるにおい成分が溶け込んだ脂がないからだったそうです!

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つまり・・・苦味がなく、磯臭さもない上に甘い味と言うことはウニが嫌いな人でもキャベツウニなら食べることができますよね!?

気になる値段(価格)や販売店は?

キャベツウニは、2019年になると試験的に販売が始まったそうです。

その時の値段は、横須賀市では3つ入りが1000円で、小田原のスーパーではひとつが400円だったそうです。

そして、直近の2020年7月6日には、坪漁業協同組合(逗子市)と合同会社こつぼ(逗子市)により養殖されたキャベツウニが逗子市市内のスーパーマーケットスズキヤ駅前店の鮮魚売り場に出荷されたそうですね!

その値段は殻付きで、1個300円(税別)だったそうです。

ウニは1個単位で売られる事は稀ですが宮城県産のムラサキウニが6個入で3980円との事なので、1個あたり600円強なのでサイズの違いはありますが安いですね!

【店名】スズキヤ 逗子駅前店
【住所】神奈川県逗子市逗子1-4-1
【TEL】046-871-3315
【営業時間】09:00~23:00
【営業時間/2F舶来屋と酒】09:00~22:00

では、何故そんなに安くなったのでしょうか?

キャベツウニは、三浦市城ヶ島、横須賀市、小田原市、そして川崎市の市場内にある空き店舗で養殖を行っているそうです。

そして、地域の使われない産物のキャベツ(三浦市産)を餌として組み合わせることで、流通コストのカットが可能となり、結果安く販売出来たそうです!

特に、川崎市の市場に関しては市場内にある空き店舗で養殖が行われており、スーパーへ野菜を袋詰めして出荷する際に生じる、1日約100kg近くの端材を餌として有効活用した結果!とのことですよ。

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本来は廃棄される予定で価値の無い野菜とウニが、1個300円~400円の商品になりリサイクルされるなんて凄いですね!

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キャベツ以外を食べるウニを地域の特産品に!?

キャベツウニは雑食なので基本、何でも食べます。

野菜は飽きないという事が判明しているので、山口県では県の産品である野菜のミニトマトやアスパラガスを餌にして「バフンウニ」の養殖実験を実施しているそうですね~。

山口県の様に各地域の名産品を餌として与える事により、各地域に根付いた特産品としてのウニが流通する事を神奈川県水産技術センターの臼井名人が期待しているそうですよ♪

キャベツウニの通販

キャベツウニは未だ生産数が少なく逗子市市内のスーパーマーケットスズキヤでも数量限定で販売された程度でした。

なので通販に回す程、余裕が無いようですね!

その代わりに、今回の乾杯メニューの「ウニとシラス沖漬けの2色丼」に使われる「湘南しらす沖漬け」が青空レストランの公式通販(日テレポシュレ)で販売されます。

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値段と送料は
【値段】¥2,200 +消費税
【送料】¥1,204+消費税
です!

■「湘南しらす沖漬けセット」のお取り寄せはコチラ

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乾杯メニューの「ウニとシラス沖漬けの2色丼」に使われる「湘南しらす沖漬け」に関しては別ページに投稿しました。

キャベツウニに関しては、食材のサイト「マカロン」などは、番組開始に合わせ限定で販売する場合もあるので、この項目は情報があり次第随時更新していきます。

代わりに、青空レストランで紹介された岩手県のウニ牧場の4年目のウニを「ウニとシラス沖漬けの2色丼」に組み合わせてみるのはどうでしょう?

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